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ブルーベリーシガレット

そうさ ぼくらの明日にキス

新鮮な体験をした2015年夏

ブログに書きたいなあっていうことを考えては書いて溜めて書いて溜めてって繰り返していたら下書きの数ばかりが更新されていくので、何かすぱっと公開できるネタを探していた。あった。そんなわけで今回は私が無名アイドル(おそらくこのあたりで活動している)と遭遇したときの話をしようと思う。
ジャニーズ全然出てこないです。


時は2015年夏。わたしは地元のTSUTAYAに併設されているカフェで本を持ち込みチョコレートなんとかを飲んでいた。レジに近い席で、目線を少し上げればお客さんの出入りが確認出来た。本を読みつつ視界の端に人の動きを感じていた。

この言い方もおかしいとは思うが、途中まで普通のお客さんがレジに並んでいたのだが、途中から様子が“普通”では無くなった。

若い女の子、しかもちょっとそういう服でこのへん歩いてる人見たことないよっていうような、テイストがわたしの言葉では言い表せられない、ミニスカートでピンクでギャルではないけどふわふわでもなくどこかコスチュームっぽい、そういう服を着た女の子たちが何人かいて、ひとりひとり男の人(だいたい40代以降)と二人一組で並んでいるところが見えて、え?え?え?となった。
ニコニコしながら話す女の子と男性のレジ列…どうした?何があった?何が始まる?とかなり戸惑い、彼らを凝視していた。一生懸命高いテンションで話しかける女の子と目尻の下がった笑顔で答える男性…しかもかなり長い列…これはたまたまこういう人たちが集まったのではなくTSUTAYA自体で何かが行われていると予測し、そそくさとスマホで検索。ヒット!どうやらCDコーナーでこのあたりで活動する無名アイドルのイベントがあったらしい。道理でなんだか2階がザワザワしていたわけか。CDを買うとそれにそのアイドルと3分間併設カフェでお茶できる券が付いてくるということで、なるほどあの人たちはアイドルとファンということか~!納得納得。

それにしても好きなアイドルと3分間お茶出来るなんて羨ましい話だぜって思ってまた本を読み始めた。いやほとんど本は読めていなかったかもしれない。

わたしもジャニーズWESTとお茶したいと思いながら本の活字を目で追う振りして妄想していた気がする。

「3分間短い~」というようなアイドルの声が聞こえたりして、嘘でもいいからそうやって“楽しい時間は早く過ぎる”って思ってて、つまり貴方とのお茶は楽しかったって思ってるって思わせて欲しいなと思った。正しくアイドルだなあと思った。

それからほどなくして隣のテーブルに人が座った。ぼやけた視界の端に確認。ふと目線を向けるとアイドル1人だった。そのアイドルはお客さんとお茶はせず(それまでにしていたのかも知れないけど)、必要な事務仕事らしきことをしていた。もちろんほとんど何やってるか分からなかったけど、お客さんと撮ったチェキにメッセージを書いているらしきところを見た。真剣に書き込む姿を謎に応援したくなった。
そのアイドルが姿勢を正してただ座っている時間が割りとあったのだが、ほとんど前を向いているので隣のテーブル(二人席のテーブル挟んで向かい合う席の向かい側)に座っている私とたまにチラチラと目が合う(つまり結構わたしは興味津々にアイドルを見ていた)ので、微笑んだり微笑み返したりしてくれた。たぶん3回目くらいに目があった時に興味本意で「今日何かあったんですか?」と話しかけてみた(何があったかなんてネットで調べているというのに)。「あ、今日イベントがあって~」とにこやかに返してくれた。「あ~そうなんですね~」と返して以上でアイドルとの会話は終わった。会話を続けてみたいミーハー精神もあったがアイドルだしお仕事中だったのであまり話かけては迷惑かと思って止めておいた。

アイドルと3分間のお茶をし終えた男性はとても嬉しそうだったしにこやかだったので、やっぱりアイドル凄いなって思った。

だいたいのアイドルの併設カフェでの動きを確認し終えて何かに満足したわたしはTSUTAYAをあとにした。


この話を友人にするとだいたい「アイドル可愛かった?」と聞かれるけど、可愛かった!肌白くて細くて顔が整ってて一生懸命な感じが可愛かった。
笑顔で可愛くにこやかで、ファンの人と誠実に交流する姿は、ご当地でも無名でもアイドルはアイドルなんだなと、アイドル初心者のわたしに教えてくれた気がする。


地方に住むわたしには新鮮な体験だった。
彼女たちのことを全然知らなかったのでちょっと珍しいこともあるもんだなあ、くらいの感想しか持てないけど、アイドルがんばれ~とアイドルというだけでなんだか応援したくなった。

こんなふうにジャニーズWESTと遭遇したら、と考えてみたりもしたが、そもそも今回の彼女たちはお仕事中だったわけで、ジャニヲタで言うところの現場なわけだから、ジャニーズWESTだったら偶然ではなくわたしはこのイベントに参加してるだろうから遭遇は出来ないという結論に至った。


以上なんとかブログを更新したいわたしによる思い出記録でした。