ブルーベリーシガレット

女子力は2次元ではなく3次元

脳内めもめも

マジで変なこと言い出すかもしれないんですけど、友達の結婚式とアイドルのコンサートって似てませんか?

初めてジャニーズWESTのコンサートに行ったときに会場に詰め込まれた大勢のファンを見て、『テレビなどの媒体を介して見るだけだとわたしの好きしか分からなくてそれは唯一無二のように感じていたけど、ここには同じような好きがたくさん集まっていて、みんなそれぞれに好きを持ってる』んだなと思い、たくさんのファンがいることは分かっていたつもりなのに、特定7人対不特定多数を感じて、初めて本物を見たのにむしろ遠く感じたことをよく覚えています。

結婚式って、すごく仲が良くてもその友達にとっての友達は当然わたしだけではないんですよねってことを、もちろん分かっていたけど、いろんな友達がいたんだな〜と視覚的に突き付けられる場面だと思います。「この前○○が〜、」とその友達の友達の話とかめちゃくちゃ聞いてたので、どんな友達がいるか、どの友達とコンタクトする機会が多いのか、なんとなく分かっていたのに結婚式で突然かのように1対多勢を突き付けられた心境になるの変だな〜と思いながら、秋口に久しぶりに幼馴染的友人の結婚式に参列しました。BGMでサムシング・ニュー流れてたの聞き逃さなかったよ。

昨年のジャニーズWESTのアリーナツアーはもともと横浜に行く予定だったけど、流行病の情勢を見てやめたことを最近思い出して、「横浜行こうとしたのは友達がいたからだったけど、西日本の会場も行けるか考えれば良かったかな〜」とか思って去年の会場確認したら中国地方のヲタクには随分厳しい会場配置!となり、「これなら横浜行くか」となった去年の自分を思い出しました。マリンメッセもグリーンアリーナも無かったんだな…。その後ドームツアーもありましたし日程的な問題でしょうか…。果たしていつまでアリーナツアーをやってくれるんだろう、とたまに考えてはなんだか切なくなったりしています。

この世には『現実を忘れさせてくれるアイドル』と『現実に立ち向かう力をくれるアイドル』の2種類があると最近思っていて、この2つは、同じアイドルを見てても見ている人によって解釈が分かれることもあるし、両立もあり得ると思っていますが、ジャニーズWESTは圧倒的に『現実に立ち向かう力をくれるアイドル』の濃度が高い気がします。コンサートのMCとか間奏に話す言葉とか曲の持つ意味とか、いちいち、観客や視聴者に毎日という現実を頑張れっていうメッセージをくれてしまう、「くれてしまう」んですよね。こちらとしては頑張りたくなかったり、全部辞めてしまえたらって思ったり、そういう日常を忘れてしまいたいって思ってアイドルを見ることもあると思うんですけど、彼らは最後には「俺らも頑張るからみんなも頑張れ」みたいなことを言ってくれます。他のグループも言うのかもしれないんですけど、心の底からあの力強さでそれを言うアイドル、結構珍しいのではないかなと思います。「頑張れ」って、彼らが「頑張ってる」から言えることだし、大衆の面前で言うと言った責任みたいなものが生まれてしまうと思うので、やっぱり彼らの「頑張れ」は刺さるし、本物なんだなと思います。めちゃくちゃ楽しい時間の最後にそんなこと言ってくれたら、もう頑張るしかないですよね。同年代の同じ時代を生きる人として、日々をないがしろにせず懸命に働く社会人として、彼らのこと、すごく信頼できるなと思います。

次のコンサート行きたいなという気持ちと、一人暮らし独身アラサー社会人なので職場と家の往復のみの平日を送っていると何気なく楽しい話を共有する人があまりおらず、ぽてぽて書いてしまいますね…。皆さま日々お疲れさまです。