ブルーベリーシガレット

女子力は2次元ではなく3次元

双眼鏡を名古屋現地調達しまして

7/30、バンテリンドームナゴヤジャニーズWEST小瀧望さんのお誕生日公演に入らせていただきまして、ほんとに3億年ぶりくらいのコンサートでした。

当日現地で双眼鏡を購入したので、接客してくださった店員さんの対応と購入レポ。

当日、友人と名古屋駅で合流し、味噌カツを食べにお店に向かい、美味しく食べていた途中で思い出したこと…、そう(?)、双眼鏡忘れたよな?わたし…うん、忘れた…前日夜布団の中で寝入りそうなとき「あ、双眼鏡、明日かばんに入れなきゃ…」と思ったが最後、かばんに入れることなく出発。思い出したその場で友人に双眼鏡を忘れた旨を告げ、「可能ならば現地調達したいが電気屋に立ち寄っても良いか」と申し向けたところ快諾してもらったので、近くの電気屋さんを調べて食後に向かった。仮に、わたしが今回のドームツアーを他会場にも行く予定がある(別会場で多ステ)ならば、この名古屋公演の全てを裸眼に焼き付ける方針をとり、双眼鏡は別の公演で使おう、と思ったかもしれないが、わたしはこのご時世に何度も都会に行けるほど東名阪が身近な身分ではない!!!ただ一回限りの公演に万全の状態で臨むべく、わたしたちはヨドバシカメラに向かった。ちなみにわたしの地元にヨドバシカメラはない。

百貨店の中にあるヨドバシカメラは入口から等間隔で【双眼鏡売り場まで○メートル】みたいな板が掲げられており、それに沿って進むと双眼鏡売り場にたどり着く。双眼鏡がずらっと横に並ぶエリアで、どの程度の双眼鏡を選ぶべきなのか…と悩み始め、「まあよく分からんし、値段で決めるしかないかな〜1台家にあるわけだし」と眺めていたら店員のお兄さんから「本日は双眼鏡お探しですか?」と声をかけてもらった。この店員さんがすごかった。

「何か双眼鏡使うご予定がありますか?」「今日コンサートがありまして…」「どちらですか?」「バンテリンドームです〜」「ですよね、朝から結構(お客さんが)いらっしゃってて」というような会話をし、まず、5千円程度の双眼鏡を提示された。確か、8〜10倍のものだったと思う。コンパクトで持ちやすく、ドーム規模のコンサートでも十分使用でき、数十メートル先までちゃんと見える双眼鏡。先ほどの【双眼鏡売り場まで○メートル】の板で1番奥のものを目がけて双眼鏡を覗いたがはっきり見えた。うんうん、見える見える。5000円でこの感じだったら十分かな、と思った。次に、15000円程度の双眼鏡を提示された。家に置いてきちゃったやつより高いな。こちらは10倍。先ほどのものより少々重厚そうな見た目。同じように1番奥の【双眼鏡売り場まで○メートル】の板を目がけて双眼鏡を覗いた。…あ、あ、明るい…!さっきよりはっきり見える…!!高いだけあるな…。店員さんによると「先ほどの5000円程度の双眼鏡は対物レンズが21ミリで、15000円程度の双眼鏡は25ミリなので、光の入る量が多くて明るく見えます。」というようなことだった。当日買うものとして手が出ないほどではないけれど安すぎずの範囲で2択にしてもらったので、双眼鏡に詳しくない者としては既に有難い。そして更に店員さんは重ねる。「とりあえず今日使えたら良いくらいだったら、安い方で良いと思います。もしこれから色んなコンサートに行くとか、他のグループのコンサートも行くとかだったら高い方を買うことをおすすめします。ドームコンサートで双眼鏡を使うと言ってもどんなふうにコンサートを見たいかは人それぞれですよね。この人だけ見ていたいっていう担当がいる方は遠くに自担がいても追いかけると思うんですけど、グループの誰が近くに来てもまんべんなく見たいとか、グループのダンスパフォーマンスをちゃんと見たいとか、モニターに映っているところ以外を双眼鏡で見ることで補完したい、とか、用途に応じて選べたら良いと思います。」と解説した。もしかして貴方もドームツアーするレベルのアーティストのヲタクですか??という流暢さ。すごーくナチュラルに自担とか担当とかモニターとか仰るので、あっけに取られてしまった。「今日も朝から何個も売れてます。僕たちもジャニーズさんがコンサートするときが1番気合が入ります!」との発言もこちらのヲタク心をくすぐる。こちらが、そうなんですよ!!!となる話がたくさん出てくるので説得力があり過ぎ、ほぼ即決で「ではこちら(15000円程度の方)をお願いします…」となった。そしてわたしはまんまと(地元にはない)ヨドバシカメラのアプリをインストールしポイントを手に入れ、また遠征のときに使うんや…と決意しつつ、クレジットカードで決済した。ちなみに「アプリをインストールするとポイントが付きますよ」と言われたときは、「今日はどちらからお越しですか?」「鳥取です」「遠くからありがとうございます!鳥取でしたらうちは兵庫に大きな倉庫がありますのでネットで注文したら大体1日で届きます。そのときにポイント使って頂けますし、本日でしたら…単4電池足りてますか?あと、暑いので保冷剤もおすすめです。」といった感じでヲタクが何求めてるか分かりすぎでは?という説明をしてくださった。精算時に店員さんは「すぐ使われるなら箱取っておきます」と言い本体(と取扱説明書と保証書)だけを渡してくれた。そして最後に「楽しんできてください!」とお店を送り出してくれた。まだ使ってもないのに既に良い買い物した感満載だった。

実際、買った双眼鏡はコンサート中も多用したし、ピントが合ったときのメンバーの立体感がこれまでと違った。3D!!!!(当然)そしてやっぱり明るい。ちょっと勢いで買った感は否めないが、良い買い物をしたなと思う。難点としては首から下げてるとちょっと重い。

こんなご時世じゃなかった頃も洋服などの買い物はネットで済ませていたし、こんなご時世になってそれはより加速したんだけど、久しぶりに対面販売の良さをしみじみと感じてしまった。久しぶりに一万円超える店舗での買い物だった。もしかして都会ってこの接客がスタンダードなんですか?名古屋の販売員の方、みんなこんなに有能なんですか?いや、地元にも有能な販売員の方はいらっしゃるんですけど、名古屋の方が有能率が高いのか…?思ってしまうくらい、この店員さんの有能さに感動すら覚えてしまった。

せっかくなのでもっとたくさん購入した双眼鏡を使用したい。世間的な情勢もあるのは分かってるけれど、もっともっとコンサート行きたい…。ちなみに、購入した双眼鏡で最初に見たのは中部電力MIRAITOWERからのバンテリンドームナゴヤ

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