ブルーベリーシガレット

女子力は2次元ではなく3次元

ジャニーズと憧れと嫉妬

※何故か挙げたはずの記事が無くなっていたので、再度挙げさせて頂きます。
お星様付けてくださっていた方もいたのにすみません。お星様、嬉しかったです。ありがとうございます。


なんでジャニーズが好きなんだろうってたまに考えることがある。

自分がなぜジャニーズを好きなのか、自分で自分用に考えてみようと思う。


新規自称ジャニヲタのただの自己分析です。


まず、わたしがジャニーズに求めていることは『憧れの対象であること』だと思う。

彼らはデビューしていてもしていなくても、伝統と歴史のあるジャニーズ事務所で活動している以上、可能性や才能を見出だされた“選ばれた”人たちだと思う。
それは、特にデビュー組は、事務所からだけではなく、天からも選ばれたんだと思ってしまう自分がいて、努力だけでどうにかなる世界ではないだろうと部外者なりに推測して、人前で輝く才能を与えられたんだと考えてしまう。

全部想像でしかないけど、血の滲むような努力をしているのだろうし、理不尽な思いにも耐えているのだろうし、納得できなくてもアイドルとして笑っているのだろうけど、それでも、“選ばれた”彼らがとても眩しい。

私自身の話をさせて頂くと、これまでごくごく普通の人生を送ってきた。勉強も運動も困るほど出来ないことは無かったけど、ものすごく得意だったわけでもない。回りのみんなが歩く道の横にわたしもおんなじような道を作ってその上を歩いてきた。リスクを侵してまで追いかけたい夢も無かったし、親の反対を押しきって何かを突き通したこともない。人並みに嬉しいとか悔しいとか悲しいとか負けたくないとか、思ったことはあるけど、ずっと“ありふれた”自分が嫌いだった。そういうことは人並み外れた努力をしてから言えって感じかもしれないが、自分が嫌いだった。わたしも選ばれたかった、なんて思ってしまう。


だから、“ありふれてない”、“選ばれた”彼らに憧れがあるのだと思う。

今まで書いてきたようにわたしは、『ジャニーズ』を“選ばれた”、『わたし』を“選ばれていない”と対極にあるものだと捉えているので、嫉妬心が生まれることもあるのだが、結局《憧れ》で収まるのは、彼らがわたしにとって異性だからだと思う。
女性アイドルだったら自分と比較しやすくて嫉妬心が勝ってしまうかなあと思う。
決して「わたしもアイドルになりたかった」とかではなく、ただ何かに秀でてる人が羨ましい。


わたしには17年間くらい付き合いがある幼馴染みがいて、その子は割となんでもそつなくこなして、勉強もいつもトップクラスで県内で一番優秀な高校行って、所属してた部活でもキャプテンでレギュラーでエースだった。何にも頑張ってないみたいな顔して、どんなこともスマートにこなしちゃうから、その子には小さい頃から憧れと嫉妬心を併せ持たされてたんだけど、そういう気持ちって、自分では上手く言葉に出来なくて、けれど、中学生のときに読んだ森絵都さんの『DIVE!!』にいたく共感したシーンがある。

トモはおれのこと、べつにライバルとも思ってないし、勝っても負けてもどうでもいいって顔してる。そんなやつにだけはおれ、負けたくねえんだよ。でも、テレビや漫画じゃ、いつも最後に勝つのはトモみたいな無欲のアホ面なんだよな

でもおれはずっと待ってたんだよね。いつかばりばりの、見る目のあるコーチが現れて、トモよりおれを選んでくれる。みんなの気づかないおれの才能を引きだしてくれる。そんなのをずっと待ってたんだけどさ、やっと現れたばりばりのコーチは、やっぱりおれよりトモを選ぶんだ

ここではわたしの言う“選ばれた”人がトモくんで、麻木コーチっていうやり手女コーチに見いだされて高飛びこみのオリンピックを目指すんだけど、この上記一連の発言者のトモくんの練習仲間はわたしが言う“選ばれなかった”人で、わたしと同じように嫉妬心を抱いてるんですね。

この発言ってトモくん本人に直接言ってるのに、「無欲のアホ面」って結構な言い方してるけど、何でもないみたいな顔してるトモくんが逆に気に障る感じ、よく分かるなあと思った。


わかるううう~!!!って当時なって、自分の部屋でこの部分だけ何度も声に出して読んで、メモ帳にメモしたことを今でもよく覚えている。

つまり同姓だと俄然嫉妬心が勝つ。フィールドが同じだから、負けてるって意識が拭えない。
でも異性ならそれが薄い。尊敬や憧れとして自分の中の理想像として持ってても苦しくない。


《憧れ》として、わたしが欲しくて欲しくてたまらないものを当たり前みたいに持って、それが同然みたいな顔して笑っててほしい。これくらい持ってて当たり前って世界を、彼らを見ているときは提供してほしい。
彼らを通してなら見れる気がする。それが見たいし、見れるって教えて欲しい。

それがわたしが見ている彼らの《輝き》なんじゃないかなって、最近思うようになった。


そんなのジャニーズじゃなくても他の芸能人でもいいじゃんって話だけど、それはタイミングというか縁というやつですかね!

ジャニーズさんがわたしに《憧れ》を提供してくれる間はしっかり夢を見させて頂こうかと思っている。


わたしがジャニーズ好きな理由暗いな!おい!暗いぞ!

簡単に言うとジャニーズのキラキラした世界がだいすきってことにさせていただきたい!



とかなんとか言って最初にジャニーズWESTに興味を持った理由は「面白いから」だけどね!
今までの話なんやねん!